採用情報

なぜ未経験者を
採用するのか？

私はこの葬儀業界に20年以上、身を置いています。
元々、葬儀業界は家族経営のようなものから始まっていますので、地場に根差した会社がほとんどでした。
そして私は大手の互助会で働いていましたが、責任者クラスは成績の良し悪しで転勤はあっても、現場でサービスを提供するレベルの社員が転勤することは全くありませんでした。
つまり、勤務している地域の慣習しかわからないことが多いのです。

私は27歳の時に東京への転勤を申し出て2年間、福岡以外の地域で葬儀を学ぶことができました。そこでは全く葬儀の進め方が違うことにびっくりしました。
人口が多い東京の地で、また土地が余っていないため葬儀する施設が限られていたり、外現場（自社斎場以外の寺院などで行う斎場）では一から祭壇や備品を準備し、片道1時間以上かかる場合の忘れ物などが厳禁など、ほとんどを担当する自分一人で進めなければいけなかったのです。また火葬するまでにも予約がいっぱいで日数を要するなど、およそ福岡で経験していたことが全く通用せずに戦力となるまで3か月ほど要しました。
福岡では基本的に外現場がなく、自社ホールですべてが準備された環境下でした。
祭壇はいつも設置されている。あまり力仕事もない。そんな環境下でした。

おかげさまで、その経験を踏まえて福岡で独立したわけですが、非常に役立っております。
資金力がないため斎場を大手のようにたくさん建設ができなくても、地域の斎場や自宅を使っての葬儀では外現場として培った力・経験が役立つのです。

ここで経験者を雇ってしまうと、今まで何十年と経験してきた福岡でのやり方が身についてしまっているので、急な変化に対応できないのです。それなら、一から育てたほうが育ちやすいと判断しています。
ライフサポートで経験を積んでいるスタッフは、多くの事を経験していますので、多くの会社が分業や協力業者で行われていることをすべて経験しています。霊柩車の運転・収骨の作法・司会・誘導・遺影写真作成・位牌販売・仏壇販売・香典返し販売・霊園販売などもです。
その昔の葬儀社スタッフはみなこの形でした。
全て一人で責任をもって行うので、きついかもしれませんが、やりがいはあります。
そして遺族様との距離も近づきます。一通り終わったら○○さんといって個人間で連絡をやり取りするようにもなります。
そんな生き方をしてみたい方を募集しています。

厚生労働省認定
一級葬祭葬儀ディレクター
作田